今日の一題!! ついに来た!! 物理 ~9/30
さあついに4日目ですね
9月ももう終わりに近づきます!!
さて今回は
こんな問題を選んでみました!!
光学の問題ですね
今回のポイントは特にないです(笑)
じゃあなんでこの問題を選んだかというと
実は光の問題は少し知識がいるからなんです
そういった知識を今回伝えられたらな~なんて思います!!
(1)
青色の線がa`です
なぜこういうことになるのかわかりますか?
点E
の位置には
私たちの目があります
私たちの目は 光
を受け取って
ものが見えます
ものの出す光は、屈折率の異なるものを通る際に
屈折していきます
しかし
私たちの目は、
自分たちの目に入った光が
まっすぐ来たものだと
勘違いするので、
屈折したということに気づきません・・・
私たちの目はそれくらい適当だということです・・・(笑)
ということで今回の問いであれば
水の中の物体は、大きく見えるのです!
(2)
a` は a の何倍か?
という問題ですね・・・
そもそもaというのは実際の物体の大きさです。
でここが重要なんですけども
a`は屈折して見える大きさです
心にとめておいてほしいのは
光学系の問題で比を聞かれた場合は、
ほとんど
幾何学で解けてしまう!!
っていうことです。
さて今回も
同じように
幾何学で解いちゃいましょう!!
そういうわけで
考えていくと
下の図のような二つの三角形に注目できるはずです!!
青と赤の三角形を比べてみると
わかるのは
わかっている情報(辺とか角度)が似ている
ということです
tanθ = a / ( h+d)
tanr = a `/ (h+d)
ここで
わかるのは h+dは共通だということです
もうお判りでしょうか?
tanθ / tanr = a/a`
ということ
です
(3)これは、屈折の法則と呼ばれるものです
この法則、なんでこうなるの?
って思われた方
証明方法はあるのですが・・・
少し長くなるので今回は
ふれずに
またいつか機会があれば触れることにします
n₂(屈折角)/ n₁(入射角)= sin(入射角)/sin(屈折角)
これが、
屈折の法則です。
これにも考え方や、覚え方があるのですが。
それもまた別記事を設けて説明したいと思います!!
というわけで、今回の答えは
n= sinr / sini ということになります。
(4)最後の問題ですね!!
これは式をごちゃごちゃする問題なんですけど
何をするか?
という方針が非常に重要になります
で早速なんですけど
今回は
近似が可能になって
tanがすべてそのままの記号にできます
求めたいのは何でしょうか?
a`/a のはずです。
(1)の答えはなんでしたっけ?
tanr/tanθ 倍です
でもこれはもう近似できます
r/θとできます
θは答えには使えないので
別のものに置き換えるしかできません
とりあえず
a=(h+d)tanθ
ですので
a=(h+d)θ
とできます
で、
θ=a/(h+d)
となります
aはでも解答には使えません
そこでもう一つa 考える方法を紹介します!
紫色の三角形・・htanr
緑色の三角形・・dtani
この
二つの値をたすとaになります
ところで
tanは文字だけに近似できましたよね?
ってことでhr+di=a となります
これを先ほど出したaに代入してみましょう!!
下がその計算です!
上の図のようにしていけば、答えとして
n(h+d)/(nh+ d)
が得られます
さあ今日もお疲れさまでした!!
明日も一題頑張ろう!